ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃夫妻は、アメリカで特別な計画を立てているようだ。
イギリス王室のウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、米マサチューセッツ州ボストンで開催されるアースショット賞授賞式に出席するため、11月末、2014年以来8年ぶりに渡米する予定となっている。
「アースショット賞」は、気候変動や環境問題対策への活動の功績をたたえるため、ウィリアム皇太子が2019年に設立したもの。
滞在中、夫妻は故ダイアナ元妃にユニークな形で敬意を表することにしているという。
ある情報筋がPage Sixに語ったところによると、夫妻は3日間の滞在中、「あまり話題に取り上げられることがないコミュニティー」と交流するつもりでいるという。これは、ダイアナ元妃が1989年、ニューヨーク訪問中にハーレムエリアの若いエイズ患者と交流したことと類似する。
情報筋は、「ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃はただ授賞式に出席するために訪問して帰っていくのではなく、ボストンの少数コミュニティと交流するつもりでいる」と語っている。
夫妻が外国を訪問するのは、今年9月にエリザベス女王が亡くなって以降初めて。またこれにともなって授与された称号「ウェールズ公、ウェールズ公妃」としても初めての海外訪問となる。
王室の関係者は米ABCの取材に対し、「夫妻は称号を授与されて以降、初めて海外を訪問されることを非常に楽しみにしています」と語り、「この称号が持つ歴史に感謝するだけでなく、未来を見据え、自分たちの道を切りひらこうとされているのです」と付け加えている。
夫妻の滞在は11月30日(水)から12月2日(金)まで。期間中はボストン市長との面会や天候問題に取り組むスタートアップ企業の視察なども予定されている。
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