映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでセオデン王を演じた俳優バーナード・ヒル(77)が、同シリーズの前日譚「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」について、「金儲けの事業」と批判し話題となっている。
「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの数千年前を舞台にした大作ドラマ(Amazonプライムビデオで配信中)。J・R・R・トールキンの原作小説を現代風にアレンジした作品となっており、今年9月2日(金)の配信初日には世界中で2,500万人以上の視聴者を獲得。プライムビデオ史上、最大の初日視聴者数を記録した。
【動画】「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」予告編
最近、英Metroの取材に応じたバーナード・ヒルは、「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」を観たかどうか尋ねられると、「いや、興味がなくてね」と同作を一切観ていないことを告白。「金儲けの事業だし、それを観たり、参加することに興味はない。彼らの幸運を祈るけれど、それは本物というわけではないんだ」と、「力の指輪」を一刀両断した。
★写真右がバーナード・ヒル↓↓
Ian McKellen and Bernard Hill in The Lord of the Rings: The Two Towers (2002) pic.twitter.com/QUfx4wqfMl
— Frame Found (@framefound) January 10, 2020
一方でバーナードは、ピーター・ジャクソン監督が『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ後に着手した『ホビット』シリーズについては「彼らはよくやった。本当に本当に良くやったよ」と称賛。『ホビット』の原作はページ数が少ないにもかかわらず、3部作という大作に作り上げたことについて、「『ホビット』にはまちがいなく、本当によいものがあった」と述べている。
「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」は、Amazonが10億ドル(約1,400億円)以上もの資金を投入して制作した作品であり、現時点の契約では、少なくとも5シーズンが作られると言われている。