『ハリー・ポッター』のドラマ化が現実味をおびてきた。
作家J.K.ローリングによる人気小説「ハリー・ポッター」シリーズは、2001年に映画化され、その後10年間で8作公開された超人気ファンタジーだ。1作目の公開から20年以上経ったいまも世界中で愛されている。
そんな『ハリー・ポッター』シリーズについては、かねてより多くのファンが「ドラマ化」を希望しているが、ついに動きがあったようだ。
11月30日(水)、「Variety」の取材に応じたワーナー・ブラザースTVのCEOチャニング・タンジーは、作品のドラマ化について「私たちの野望は非常に大きい。いまは議論を重ねているところです」と語ったのだ。
なお、チャニング・タンジーは「『なにかが起こる』とお伝えできればいいのですが。ただ、多くの関心と情熱があることは確かです」と将来的なドラマ化の実現をほのめかしつつ、具体的にいつになるのかというところまでは言及しなかった。
その上で「すばらしいと言えるのは、視聴者のみなさんがとても熱心で、準備万端だと言えることです」と述べたダンジーは、「私たちは現在、次の正しいステップが何なのかを探っているところなのです」と付け加えている。
HBO、TBS、TNT、truTV、CNNといったチャンネルを展開するワーナー・ブラザースTVは、昨年から『ハリー・ポッター』関連のコンテンツに力を入れている。
昨年11月には、『ハリー・ポッター』の知識を競う4部構成のクイズ特番「Harry Potter:Hogwarts Tournament of Houses」をTBSが放送。
さらに、今年1月には、映画公開20周年を記念した特別番組「ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ」がHBO Max(日本ではU-NEXT)で公開され、主演のダニエル・ラドクリフをはじめ、エマ・ワトソンやルパート・グリントら主要キャストが集結した。
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