映画の中でも目を引くセクシーシーンや過激なシーン。作品を物語としてより魅力的に見せるため、俳優たちはカメラの前で果敢(かかん)に体をさらけ出すことがある。しかし、のちに後悔をすることも当然あるようだ。今回は体を張ったが、後悔している女優、俳優とその理由をご紹介。
ナタリー・ポートマン 『宮廷画家ゴヤは見た』(2006年)、『ホテル・シュヴァリエ』(2007年)
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ナタリー・ポートマンは当初、「自分の直感に耳をかたむけなかった。それよりも自分の気合をもっと信じたい」と、役作りのために裸になることについて話していた。作品のために脱ぐことは後悔していないという彼女だが、その後「物語の一部として作品を作ったのに、それがポルノサイトに流出するということが嫌」と語っている。「(セクシーなシーンは)ドラマチックで物語として必要不可欠なのに、本当に腹が立つ。どうしようもないことだし、こうなることはわかっていたけど、それでも」と、怒りをあらわにしていた。
エミリー・ブラント 『マイ・サマー・オブ・ラブ』 (2004年、日本劇場未公開)
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役作りのためにストリップをしたエミリーだが、もう二度とこれをするつもりはないという。彼女は「あまりにきわどいものは今のところはやらない。私ももう22歳じゃないから、ヌードには乗り気じゃないかな。道徳的な問題というより、『前にやったことがあるけど、もう一度やりたいか』っていうこと」と、一度経験したが再度はやりたくないと発言している。
さらに「それは本当に映画のためなのか、それともただ胸を見たいだけなのか?ということだよね。っていうのも、ほとんどの場合必要ないと思うから」と、ヌードシーンの必要性も語っていた。
ケイト・ウィンスレット 『タイタニック』(1997年)
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レオナルド・ディカプリオと同作で共演したケイト・ウィンスレット。当時は社会現象になるほどの人気を得た同作だが、ケイトはセクシーシーンを後悔しているようだ。2012年のインタビューで「あんなに肌を見せなければよかったと思ってる。でも私は若かったし、その当時は何か証明するべきことがあると思った」と、若い自分の判断であったと話した。
テイラー・ロートナー 『トワイライト』シリーズ(2008年~)
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肌を見せたことで後悔をしているのは女優だけではない。俳優のテイラー・ロートナーは「この役のために鍛えて、体型づくりをがんばった。動機は映画のため、ファンのためだったけど、ただ“いい体”として有名になりたくないんだ。もし選べたら、二度と映画でシャツを脱ぎことはないだろう。でもそれってあまり現実的ではないんだよね。それでも自分からお願いして脱ぐことはないよ」と語っていた。