モデルでLGBTQを公表しているカーラ・デルヴィーニュが、性に関するドキュメンタリーシリーズにて、自身のセクシュアリティや男女の体の仕組みについてなど語った。
カーラ・デルヴィーニュは性を追及する英BBCのドキュメンタリーシリーズ「Planet Sex」に出演。この番組でカーラは、科学者や活動家にセクシャリティについて話を聞き、世界各地のLGBTQ+の人々に会う。6エピソードからなる同番組は、公開されてからすぐにSNSでトレンド入りするなど注目を集めている。
【動画】Planet Sex with Cara Delevingne 予告編
このシリーズの第一話にて、異性愛者の男性の95％がセックス中にオーガズムを感じるのに対し、異性愛者の女性は65％しか感じないという調査結果をうけ、「オーガズム・ギャップ」について追及した。
エピソードの中でカーラは「一般的に男性は、特に性的な面において、女性を扱う正しいツールを備えていないと感じる」と話す。さらに「私がセックスについて教えられた古い考えとして、男性＋女性、男性器＋女性器＝オーガズムだった。女性をオーガズムに達させる技術を語りたいわけじゃないけど、女性はもっと複雑で、もっと楽しいもの」と、自論を語った。
そのほかにも、自分のセクシュアリティについてオープンになることに今でも苦労していると語ったカーラ。「見ている人の中には、私が男性とも女性とも関係を持ったことがあると知っている人も、知らない人もいると思います。でも自分がどれだけ女性を愛しているかということを公にすることに、私はまだ苦しんでいる」とナレーションで説明した。
彼女は以前、自分のセクシュアリティを「クィアで流動的」と自認しているとカミングアウトしている。この番組では「とても個人的な旅をしている」と語っている。
