ネットフリックスで好評配信中の新ドラマ「ウェンズデー」で主演を務めているジェナ・オルテガが、同作のあるシーンを撮影中、新型コロナウイルスに感染していたことを明らかにした。
「ウェンズデー」は、1991年に公開され日本でも大ヒットを記録した映画『アダムス・ファミリー』に登場する長女ウェンズデー・アダムスの奇妙な学校生活に焦点をあてたスピンオフ作品。同作は鬼才ティム・バートンが手がけた作品ともあり、配信が開始されるや、世界中でヒットを記録。「ネットフリックスの英語シリーズ作品として、1週間における最多視聴時間」の新記録を達成するなど、大注目を集めている。
そんな「ウェンズデー」だが、現在ある批判に直面している。「ウェンズデー」の第4話では、ウェンズデーがザ・クランプスの曲「Goo Goo Muck」に合わせてユニークなダンスを披露するシーンがあるのだが、実はこのとき、ウェンズデーを演じるジェナ・オルテガは新型コロナウイルスに感染していたのだという。
Dancing is one of my favorite things to do. Along with gravedigging, conducting autopsies, and glaring uncomfortably. pic.twitter.com/q5sHhp82Rr
— Wednesday Addams (@wednesdayaddams) November 25, 2022
「私は病気になったことがないし、かかってもあまり悪くならないんだけど、（目が覚めたら）体が痛かったの。車にはねられたような、小さなゴブリンが私のノドに放たれたような、食道の壁がひっかかれたような感じだった。陽性の結果を待っていたから、撮影の合間は薬をもらっていたの」
「（撮影の）やり直しを頼んだけれど、時間がなかったの。（コロナじゃなかったら）おそらくもう少しうまくやれたと思う」
ジェナの体調不良を知りつつも、撮影を続行した「ウェンズデー」の制作プロダクションである「MGM」は、「厳格なCOVIDプロトコルを守っており、陽性が確認されるとすぐに制作側は撮影現場からジェナを追い出しました」とのコメントを発表している。
ネット上の反応はというと、若手女優のジェナは仕事をする義務を感じていたのではないかとして多くのファンが擁護。一方で制作側には非難の声が殺到している。
「これはジェナのせいではなくて、制作側の問題。もし彼女の体調が良くないのなら、彼らは彼女を働かせるべきではなかった」
「私はエキストラで、みんなは撮影の前日とその日に陰性かのテストをする必要があった。これはクレイジーだよ」
「どうして彼女は家に帰されなかったの？彼女の病気が悪化したり、他人に感染させる可能性もあったのに」
「ネットフリックスは撮影前に検査結果を要求するべきだった」
「制作側が無責任すぎる」
「もし自分があの番組のクルーならプロダクション側を訴えるだろうね」
