MCU映画『アイアンマン』への出演で知られる俳優のロバート・ダウニー・Jr.(57)が、ドラマの撮影現場でまるで別人になっているところを目撃された。
Daily Mail誌によると、ロバート・ダウニー・Jr.は12月5日、米ロサンゼルスにて新作ドラマ「The Sympathizer」の撮影をしていた。そこで彼は赤毛のウィッグに帽子をかぶり、かなりシブい装い。『アイアンマン』などの彼のイメージとは遠く、まるで別人のようだ。
Robert Downey Jr. is unrecognizable on The Sympathizer set where he'll 'play five different roles' https://t.co/l9x3X9dZZG
— Daily Mail Celebrity (@DailyMailCeleb) December 6, 2022
Los Angeles Red hair, blue eyes, yellow shirt radish on the set and his puppy in the play.
#TheSympathizer #robertdowneyjr #teamdowney pic.twitter.com/adHlO1r0r8
— DIDEM EAGLE (@TeamDowney1965) December 6, 2022
このドラマ「The Sympathizer」では、なんと1人5役を演じるというロバート。彼は以前このことについて「5役演じるということ自体が新しい経験」だと語っている。またDeadlineによると、彼の演じる5つのキャラクターはそれぞれ「アメリカの権力体制の異なる部分を象徴している」という。
なお同作はロバートにとって『アベンジャーズ/エンドゲーム』以来の出演作とだけあって、注目が集まっている。
「The Sympathizer」はベトナム系アメリカ人作家ビエト・タン・ウェンの小説「シンパサイザー」を原作とし、A24とHBOがドラマ化。原作はベトナム戦争末期、共産党の同調者であり、南ベトナムの秘密警察長官の右腕となった北ベトナムのスパイが、サイゴン陥落後に長官らとアメリカに逃亡し、反攻計画を練る長官らを監視し続けるというスリラー。個人のアイデンティティやアメリカという国を掘り下げながら、愛や友情を力強く描く物語だ。小説はピュリッツァー賞、エドガー賞最優秀新人賞などに輝いた。
監督は『オールド・ボーイ』(2003年)のパク・チャヌク。ロバートと妻のスーザン・ダウニーも製作総指揮を務めている。