過去に腎臓の移植を受けた歌手/女優のセレーナ・ゴメスが、新しい腎臓にとある人物の名前をつけていたと明かした。
セレーナ・ゴメスは12月5日、人気トークショー「The Tonight Show」に出演。そこで司会者のジミー・ファロンが「君が腎臓に名前を付けたって聞いたよ。僕たちも知っている有名人の名前をつけたんだってね」とセレーナに質問した。
【動画】腎臓の名前について話すセレーナ(2分55秒~)
するとセレーナは「変なことだってわかってたんだけど、“フレッド”って名付けたんだ。『Portlandia』が好きだから、(出演している)フレッド・アーミセンにちなんでつけたの。彼に会ったことはないんだけど、『変なヤツだな』って思ってもらいたくて(笑)。彼がこれを知ってくれることを密かに期待してた」と、腎臓に「フレッド」と名付けたと明かした。
「Portlandia」はアメリカで人気のコメディ番組だが、残念ながら日本では未公開。出演している俳優でコメディアンのフレッド・アーミセンは、米人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」にレギュラー出演しているほか、最近ではネットフリックスドラマ「ウェンズデー」のフェスターおじさん役として知られている。
この投稿をInstagramで見る
フレッドと彼のドラマ「Portlandia」のファンであると明かしたセレーナだが、なんと腎臓の名前のことを聞いたフレッドが手術後に花を送ってくれたという。「すごくうれしかった!」と話すセレーナに司会者が「彼は本当におもしろい人だよ。会ってみるといいね」と話すと、セレーナも笑顔でうなずいた。
セレーナは持病の自己免疫疾患の全身エリテマトーデス(ループス)の治療の一環として、2017年の夏に腎臓移植手術をしたことを公表。腎臓提供者は友人である女優のフランシア・レイサであり、セレーナは当時、「私の腎臓はすでに終わっていた」「健康のために、手術をする必要があった」と、話していた。