英チャールズ国王が、また路上で卵を投げつけられるというハプニングが起こった。
チャールズ国王は12月6日、ルートンという町を訪問し、歩きながら子供たちとあいさつを交わしていた。国王がこの町のエリアを訪れたのは、就任後初めてのこと。そんな中、とつぜん男が国民と交流しているチャールズ国王へ近づき、国王の方向へむかって卵を投げつけたという。動画で見る限り、卵は国王には当たらなかった模様だ。
これを見たセキュリティがすぐに駆け付け、国王を群衆から遠ざけた。複数のメディアによると、警察は卵を投げつけた容疑者の男を拘束し、暴行の疑いで逮捕。男は23歳だという。この容疑者はその後、保釈された。
チャールズ国王が君主に就任して以来、国民から卵が投げつけられたのはこれで2度目。前回は約1か月前の11月9日、チャールズ国王とカミラ王妃が英ヨークシャーを訪問していた際だ。
2人は道を歩きながら、国民と会話をしたり握手をするなどしていたのだが、とある場面で何者かが2人に向けて卵を投げつけた。幸い卵は2人に当たらず、道に落下。卵が投げられた後、国王は少し動きを止め卵の方を見たが、その後、何事もなかったかのようにそのまま握手を続けた。
A man has been detained after appearing to throw eggs at King Charles pic.twitter.com/f4A5UjKVF7 https://t.co/GZ8NfolrbV
— BBC News (UK) (@BBCNews) November 9, 2022
この人物は卵を投げつける際、「この国は奴隷の血によって築かれた」と叫んでいただという。このハプニングのあと、周りの群衆は「国王万歳」や「恥を知れ」といったフレーズを唱えていた。
この事件で警察は当時、卵を投げつけたとし23歳の男を現行犯で逮捕した。