ヘンリー王子とメーガン妃が立ち上げたメディア企業「アーチウェル」の社長をつとめていたマンダナ・ダヤニが退任したことがわかった。
これにともない、ヘンリー王子とメーガン妃側は12月3日(土)、声明を発表。「ダヤニさんはアーチウェルに欠かせない存在であり、彼女の情熱、献身、リーダーシップに感謝しています」とつづっている。
ダヤニさんは3歳と1歳の子供をもつヘンリー王子とメーガン妃が育児休暇をとっている間、「会社とそのプロジェクトを前進させるために」と迎え入れられた。彼女は退任の直前まで、「会社のビジョンと未来をみごとに形成し続けた」とされている。
夫妻の発表した声明は「彼女の転身は、今後夫妻が会社を完全にリードしていくことを意図して、双方が計画していたことです」と、ダヤニさんの退任があらかじめ計画されていたものであったこと強調。
その上で「このポジションに後任は設けておらず、ダヤニさんは今後、新たなリーダーとしての役割を持つことになる夫妻をサポートし続けるだけでなく、よき友人であり続けます」と付け加えている。
なお、ダヤニさんは、現時点で特に社長退任についてコメントしていない。
ヘンリー王子とメーガン妃が「アーチウェル」を設立したのは2020年のこと。その年のはじめ、夫妻はイギリス王室のシニアメンバーから離脱した。
「アーチウェル」は現在、メーガン妃が司会をつとめるポッドキャスト番組「Archetypes」やまもなくネットフリックスで公開されるドキュメンタリー「ハリー&メーガン」、来月発売されるヘンリー王子の回顧録「Spare」などを手がけている。
先日は、同社でポッドキャスト番組のプロデューサーをつとめていたレベッカ・サナネスさんが退職したことも明らかになっており、今後の同社の動きに注目が集まっている。