児童ポルノ所持や未成年への性的暴行などの罪で有罪判決をうけ、30年の禁固刑を言い渡されたミュージシャンのR・ケリーが、刑務所から新アルバムをリリースしたと話題になっている。
先週、R・ケリーは、刑務所の独房から「I Admit」というタイトルのアルバムをリリースしたと伝えられた。12月5日(金)にそのアルバムがストリーミング・サービス上に一時的に登場したが、その後、窃盗と海賊版の告発を受け、削除された。
R・ケリーの元レーベルである「ソニー・ミュージック」の代表は、「Variety」の取材に対し、このアルバムは「Legacy Recordings」に著作権が登録され、Spotifyなどのサービスにアップロードされたが、正式なリリースではなかったと明かしている。
R・ケリーの弁護士の一人であるジェニファー・ボンジャンも 「知的財産が盗まれている」と主張している。
この件に対しSpotifyは、「I Admit」がプラットフォームから削除された理由にについて「このコンテンツは配信者の要請により、プラットフォームから削除されました」と回答している。
ではいったいなぜこのアルバムが流出してしまったのか。このアルバムは、彼のレーベルである「Real Talk Entertainment」によってアップロードされた可能性があるようだが、それが事実かどうかはまだ明らかになっていない。
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