イギリス王室のヘンリー王子と、妻メーガン妃がロイヤルファミリーの称号を失う可能性は低いだろうと予想されている。
12月8日より、ネットフリックスにてヘンリー王子と妻メーガン妃のドキュメンタリー作品「ハリー&メーガン」が配信開始となった。同ドキュメンタリーは全6話で、現在、前半の3話が公開され、12月15日より後半の3話が公開となる。
ドキュメンタリーの中では、王室批判もあり、後半では「王室はウィリアム王子を守るためにウソをついた」と告白する話もあることから、王室とヘンリー王子夫妻の関係がさらに悪化するのではないかと予想されている。
しかし、ヘンリー王子とメーガン妃が、現在のサセックス公爵・公爵夫人の称号を失う可能性は低いという。
ある王室関係者は「Page Six」の取材に対し「彼らの称号を剥奪することは、おそらく国王が考えることではありません。それはあまりにも些細で罰当たりなことだからです」と、見解を明かした。
さらに、「それはサセックス家の報復措置であり、自分たちが王室に必要とされていない証拠だと主張するようになるだけでしょう」とコメント。称号を剥奪した場合、さらなるトラブルのもとになると考えているようだ。
もし、父のチャールズ国王がヘンリー王子とメーガン妃からサセックスの称号を剥奪するとしたら、実際に影響を受けるのはメーガン妃だけだろうと言われている。
ヘンリー王子はチャールズ国王の息子であることは変わらないため、王子の称号がなくなることはない。しかし、メーガン妃は、メーガンという名前が取られ「プリンセス・ヘンリー(ヘンリー王女)」となるという。
王室の称号法では、王室に生まれた王女だけが、自分の名前を使うことができると説明されている。一方、王室に嫁いだ人は、夫の名前を名乗ることになる。過去に同じ事例があり、「プリンセス・マイケル・オブ・ケント(マイケル・オブ・ケント王女)」はその例である。
はたして、ドキュメンタリーがヘンリー王子夫妻の称号に何かしら影響を与えることはあるのだろうか。