トッド・フィリップス監督が、大ヒット映画『ジョーカー』の続編である『Joker: Folie à Deux』の主要撮影を開始したことを発表した。
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『ジョーカー』は、R指定の映画として初めて興行収入10億ドルを達成し大成功を収め、この映画の続編を作るという話は自然と発生した。また、映画で主演を務めたホアキン・フェニックスの演技は高く評価され、第92回アカデミー賞にて主演男優賞を受賞した。
続編『Joker: Folie à Deux』で監督として復帰することになったフィリップスは、先日、自身のインスタグラムで、主要撮影が正式に開始されたことを発表するとともに、アーカム・アサイラム内のホアキン演じるアーサーを映し出したファーストルックを公開した。本作の制作はロサンゼルスで行われ、2023年初頭まで続く予定だという。
現時点では、多くのプロットの詳細は伏せられているが、レディー・ガガがハーレイ・クイン役でこのプロジェクトに参加することなど大きな発表もされている。また、本作はミュージカルになると報道されており、そのことから本作はDC映画で初めてそのようなコンセプトが試みられることになる。
また、『ジョーカー』第1作でソフィー・デュモンを演じたザジー・ビーツは、で再びこの役を演じることになっている。今のところ、ホアキン・フェニックスを除けば、ビーツが唯一の復帰キャストだが、何人かの俳優がこの続編に出演することになっている。ここ数ヶ月の間に、ブレンダン・グリーソン、キャサリン・キーナー、ジェイコブ・ロフランドが『Joker: Folie à Deux』に参加している。また、ハリー・ローティも“謎の役”で出演しており、これはこの映画にとって大きな役となることが予告されている。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーでは多くの予算削減が起こっているが、『Joker: Folie à Deux』の予算はオリジナル映画の2倍となる予定だ。