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サム・スミス、ヒット曲「ステイ・ウィズ・ミー ~そばにいてほしい」の歌詞を一部変更! それには“歴史的な出来事”が関係していた・・?

サム・スミス MUSIC/ARTISTS
サム・スミス

イギリスのシンガーソングライター、サム・スミス(30)が、アメリカで「結婚尊重法」が可決されたことを記念し、ホワイトハウスでパフォーマンスを行った。

今週初め、ジョー・バイデン米大統領は、「結婚尊重法(Respect for Marriage Act)」に正式に署名。この法案は、同性婚と異人種間の結婚を連邦政府が認めるというものである。

ワシントンD.C.のホワイトハウスで行われた署名式に参加したサムは、自身のヒット曲「ステイ・ウィズ・ミー ~そばにいてほしい」を披露。その際、この“歴史的な出来事”を記念し、同曲の歌詞の一部「This ain’t love, it’s clear to see(こんなの愛じゃないってのは明らかだけど)」を「This is love, it’s clear to see(これが愛だってのは明らかだけど)」に変更し、パフォーマンスしたという。なお、サムは2019年に自身の代名詞をThey/Themに変更したことを宣言している。

【動画】Sam Smith – Stay With Me (Official Music Video)

サムは自身のインスタグラムを通じて、ホワイトハウスでの公演に招待してくれたバイデン大統領らに深く感謝するとともに、「バイデン大統領が『結婚尊重法』に署名するのを見ることは愛の自由にとって重大な瞬間だった。願わくは、LGBTQ+、ノンバイナリー、トランスジェンダーのコミュニティの保護を拡大し続け、性別、人種、民族やセクシャリティにかかわらず、愛が祝福される世界に向かって構築するための重要な仕事のほんの始まりに過ぎない」と述べている。

 

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一方のバイデン大統領は署名式の冒頭、「本日、私は『結婚尊重法』に署名し法案を成立させます。結婚相手を決めることは、人々ができるもっとも大切な決断の一つです。以前にも言ったように、10年前のテレビ番組を見た人の中には覚えている人もいるかもしれませんが…結婚とは『誰を愛し、自分が愛する人に忠誠を誓うか?』というシンプルな命題です。それ以上に複雑なことなどありません」と発言した。

署名式には、サムだけでなく、シンディ・ローパーも音楽ゲストとして参加。法案への署名に先だち、自身の楽曲「True Colors」を披露した。また、バイデン大統領が法案に署名をすると、会場にはレディー・ガガの「Born This Way」が流れ、その様子を見守っていた周囲の人々からは、法案の立法化に対し拍手があがったという。

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