タイラー・ペリーが、王室によるメーガン妃の扱いを「虐待」だと非難している。
12月15日(木)、ネットフリックスにてヘンリー王子とメーガン妃によるドキュメンタリー「ハリー&メーガン」の後半3エピソードが公開された。
この中で、夫妻の友人である映画監督のタイラー・ペリーが登場。自身の母親が父親から虐待を受けていたことを告白したうえで、2020年にメーガン妃から助けを求められた際の心境を明かした。
番組内で「恐怖が伝わってくるようだった。手に取るようにわかった。彼女の声から感じられたんだ」と述べたタイラーは、「この女性は虐待されていた。そして、ヘンリー王子も」と続けた。
そして、タイラーは自身の幼少期を振り返りつつ、「私は、母が何年も虐待されるのを見ていた。だから被害を受けた人物にどのような症状が出るのかはわかっていたんだ。私はそれがどんなものか知っていた」と語ると、「メーガンは、王室が彼女のことを破壊したり、おかしくなったと思わせられるんじゃないかと恐れていた」と王室のやり方を批判した。
さらに2020年、王室離脱にともなって、ヘンリー王子とメーガン妃に警備をつけないとした王室側の決定を「加害者のやることだ」と訴えたタイラーは、「組織を利用して、『金は出さないぞ』とか『安全の保障はしないぞ』とか『お前たちが戻ってくるためならなんでもする』とかおどすのは、加害者のすることだ」と怒りをあらわにした。
そのうえで彼は、「それでも2人には、『王室なんてどうでもいい。ここから出ていく』といえるだけの器があった。私はそこに感銘を受けたんだ」と勇気を持って離脱した2人を称えた。
タイラーは2020年、イギリスからアメリカへやってきた夫妻にしばらく自宅を提供していたことでも知られている。
tvgrooveをフォロー!