メーガン妃が、王室入りしたあとに感じた自身に対する扱いの変化について語っている。
12月8日(木)にネットフリックスで公開された、ヘンリー王子とメーガン妃によるドキュメンタリー「ハリー&メーガン」の前半3エピソード。この第2話でメーガン妃は、ヘンリー王子との交際が明るみに出たあと、イギリスでの生活に適応しなければならないと努力する中で気づいた変化を明かした。
番組内で「当時は、このような立場に人種がどのように関わっているかなんて考えてもいなかった」と述べたメーガン妃は、「ただ純粋に、まったく考えていなかったの」と強調。
そのうえで「マイノリティでありながら、マイノリティではないような扱いをすぐに受けるというのは、どこか違和感があった」とし、「イギリスに行ったとき、人種についてはとくに大きな問題とされたから、人々はその点をすごく意識していた。でもそれまで、私はほとんどの人から『黒人女性』として扱われたことがなかった。そういう話は、これまで私に対しては起きなかった」と、イギリスをおとずれて初めて、自身が黒人として扱われたことを明かした。
そんなメーガン妃について、彼女の母ドリア・ラグランドは、ヘンリー王子との交際時から警告していたという。
「彼女に対して、私はハッキリと言った。『これは人種が問題になる』とね」と語ったドリア・グラントは、「するとメーガンは、『ママ、私はそんなこと聞きたくない』と返した。でも私は『あなたは聞きたくないかもしれないけど、これは、これから確実に起こることなの』と念を押したの」と当時を振り返った。
実際、メーガン妃はヘンリー王子との交際がオープンになったあと、さまざまな話題で紙面をにぎわすことになった。
これはイギリスにおける「洗礼」のようなものだと、多くのロイヤルメンバーは認識していたが、ヘンリー王子はこれに反発したと語っている。
番組の中でヘンリー王子は、2人の関係に「人種的な要素」が存在することから、メディアによる不快なニュースから彼女を保護するよう求めたと明かした。