ヘンリー王子が、兄ウィリアム皇太子について「誓いをやぶった」と告発している。
12月15日(木)、ネットフリックスにてヘンリー王子とメーガン妃によるドキュメンタリー「ハリー&メーガン」が公開された。
この中で、ヘンリー王子が兄ウィリアム皇太子との関係について語っている。
番組の中でヘンリー王子は、あるロイヤルメンバーに関するネガティブなスクープが報じられる際、メンバーの広報官がメディアと「取り引き」し、別のメンバーの情報と交換することがあると暴露したのだ。
「(スクープには)リークもあるし、いわゆる『仕込み』もある。あるメンバーの広報官が自分たちの希望にそぐわないネガティブな記事を削除したいと思ったら、メディアに他のメンバーに関する情報を提供し、交換するんだ。だから、ロイヤルメンバーの事務局同士が敵対することになる」と王室の内情を語ったヘンリー王子は、「そこには奇妙な理解というか、受け入れている部分がある。報道が出ると広報官は、『知らない』『こんなバカげたことは許可していない』なんていうが、じゃあ報道をやめさせるためにために何かしたかとたずねると、答えは決まって『NO』なんだ」と続けた。
そして、父チャールズ国王のそのような裏取引をこれまで見てきたからこそ、兄ウィリアム皇太子とは「絶対にこんなことは起こらないようにしよう」と誓っていたと明かしたヘンリー王子。
しかし、ヘンリー王子によると、ウィリアム皇太子の事務局がメディアと取引きするような場面を見てしまったという。
「こんなゲームや取引に付き合うくらいなら、メディアにつぶされたほうがマシだと思っていた」と言い放ったヘンリー王子は、「でも兄が、ぼくたちは絶対にやらないと約束していたこととまったく同じことをやろうとしていて、胸が張り裂けそうだった」と、打ち明けた。