ヘンリー王子が、イギリスについて「恋しく」思っていることを明かしている。
現在ネットフリックスで配信されているヘンリー王子とメーガン妃によるドキュメンタリー番組「ヘンリー&メーガン」。
2020年にイギリス王室のシニアメンバーを引退し、現在はアメリカ・カリフォルニア州のモンテシートに自宅をかまえているヘンリー王子は、故郷イギリスについてどうしても恋しく思ってしまうことがあるという。
番組の中で「そうだね、1年のある時期に必ず行われた、あの奇妙な家族の集まりについては、なんだかむしょうに恋しくなることがある」と、ロイヤルファミリーが一堂に会するクリスマスの時期にはイギリスに暮らす家族が恋しくなることもあると明かしたヘンリー王子は、「王室メンバーとして、その大部分をイギリスで活動してきたから、イギリスのことは恋しい。それに、友人たちも。ここまで来る過程で、少なからず失った友人もいるからね」とさみしさをにじませた。
そして「ぼくは変わった。だからここに来たんだ」と語ったヘンリー王子は、「いままでの環境から抜け出したいと思うほどに、変わったんだ。その変化が明確にあらわれて、この場所にやってきた。ぼくの母も、もし生きていたらこの場所を終(つい)の住処の候補として考えていたかもしれない」と、1997年に自動車事故で亡くなった故ダイアナ元妃に思いをはせた。
さらにヘンリー王子は、「怒りをおぼえることも何度かある。でも、その怒りが限界に達することはない。それはぼく、そしてぼくたちがいるべき場所にいるからだ」とカリフォルニアでの暮らしに満足していることを強調しつつ、「ぼくたちは、やっとこの地にたどり着いたんだ」と付け加えた。
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