長きに渡り名誉棄損裁判で争っていた俳優のジョニー・デップと元妻のアンバー・ハードだが、今回ついに和解にいたったようだ。
ジョニー・デップは今年6月、アンバー・ハードに対し名誉棄損で訴えていた裁判で勝訴。その結果アンバーはジョニーに対し1035万ドル(約14億1000万円)の損害賠償支払いを命じられていた。しかしアンバーはこの結果を不服とし、控訴するかまたは新しい裁判を行うよう動いていたと報じられていた。
今回ジョニー側の弁護士がBBCに語ったところによると、アンバーがジョニーに対し100万ドル(約1億3000万円)を支払うことで、この名誉棄損裁判で和解したという。裁判の結果として約14億円の支払い命令をだされていたアンバーにとっては、かなりの減額となった。
これに関し12月19日、アンバーはインスタグラムで声明を発表。そこで和解という難しい決断をしたと書いたアンバーだが、「私の選択でこうなったわけではありません。私は真実を守っただけですが、それをすることによりたくさんの人生が破壊された。私がSNSで受けた悪意は、女性が声をあげると二次被害を受けるということの象徴でした」「私は(暴力を)容認していません。この行動(和解)は譲歩ではありません」と、ジョニーから暴力を受けたことは容認しているわけではないと明記した。
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一方でジョニー側の弁護士は「ジョニーにとってこの痛々しい章に正式に幕を下ろすことができた」と、満足していると述べた。さらにアンバーから支払われた100万ドルはおおくの慈善団体に寄付する予定であると話している。
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