ヘンリー王子とメーガン妃が、法廷バトルと流産の関係を告白している。
12月15日(木)、ネットフリックスで公開されたヘンリー王子とメーガン妃によるドキュメンタリー「ハリー&メーガン」の後半3エピソード。この中でメーガン妃は、実の父にあてた手紙を書くように王室からうながされたことを告白。さらにリークされた手紙がきっかけで法廷バトルに発展したことが、流産につながったのではないかと明かした。
2018年、メーガン妃はこじれてしまった実の父トーマス・マークルとの関係について、チャールズ皇太子(当時)とエリザベス女王に相談したところ、「手紙を書いて和解を求めてはどうか」と提案されたという。
番組内で「なんとか目立たないように、その手紙を父に送らなければと思って、ロサンゼルスのビジネスマネージャーを経由した」と、手紙がリークされないような手段を取ったと振り返ったメーガン妃。しかし受け取った返信は署名が偽造されたものであったうえ、情報をつかんだタブロイド紙によって全文が公開されてしまった。
そして2020年、メーガン妃はプライバシーの侵害を訴え、手紙を公開した「Mail on Sunday」紙などを発行するアソシエイテッド・ニュースペーパー社を提訴した。
ヘンリー王子は、このときの法廷バトルのストレスが、メーガン妃の流産を引き起こしたのではないかと主張している。
「私が流産をさとったのは、新居で目を覚ました最初の朝のことだった」と明かしたメーガン妃に、ヘンリー王子は「タブロイド紙のやったことが、彼女の流産につながったと思っている。ぼくは全部見てきたんだから」と付け加えた。
ヘンリー王子によると、法廷バトルのストレスは当時のメーガン妃に睡眠不足などの影響をもたらしていたという。
そんな法廷バトルは2021年、メーガン妃の勝利という形で決着する。その後「Mail on Sunday」紙は一面を飾る形でメーガン妃に対する謝罪文を掲載した。