ヘレナ・ボナム＝カーターが、ティム・バートンとの破局について語っている。
女優のヘレナ・ボナム＝カーターと映画監督のティム・バートンは、2001年から2014年まで13年にわたり交際。2人の間には長男ビリー（19）と長女ネル（15）という子供たちがいる。
そんなヘレナがこのたび、ポッドキャスト番組「Therapy Works」に出演。破局後に黒い洋服ばかりきていたことについて「いつもの自分ではないことを示すための洋服を着ていたかったの」と述べたヘレナは、「喪に服している、立て直している途中だった」と続けた。
「黒い服というのは、『自分らしくない』『自分らしくあるべきではない』という状態を表すものだから、喪服というエチケットは継続していくべき」と語ったヘレナは、「私たちの中にはまだ、弱さを認めるのがむずかしかったり、強くいないといけないという傾向があるから。でも、喪失感を尊重し、敬意をはらうことが大切だと思う。一旦立ち止まらないと」と訴えた。
13年連れ添ったものの、結婚まで至らなかったヘレナとティム。しかし、ヘレナはその関係の終わりを「離婚」と表現する。
「とても辛い離婚を経験したの。その痛みは長く続いた。それからもう1つ、この関係は有限ではないということ。終わりがないの」と、破局時の心境を明かしたヘレナは「たとえ離婚しても、その相手との間に子供がいれば、それはある種の結婚のような形になる。関係は変わらなければいけないの。子供をどうするかは、とても複雑な問題だわ」と付け加えた。
また、ヘレナは番組の中で、破局を迎えたことで、それまで仲の良かった友人たちとの関係も変化したことを告白している。
そんなヘレナは現在、作家のライ・ダグ・ホルンボーとの交際をオープンにしている。
