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ジェームズ・キャメロン、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』と次の3作目を同時に撮影した理由を告白! キャメロン監督が避けたかった「ストレンジャー・シングス効果」とは・・?

ジェームズ・キャメロン(Photo: Steve Cho Kyewoong / Penta Press / Shutterstock) FILMS/TV SERIES
ジェームズ・キャメロン(Photo: Steve Cho Kyewoong / Penta Press / Shutterstock)

ジェームズ・キャメロンは、『アバター』の続編を撮影するにあたり、あることを避けたかったようだ。

映画史に残る大ヒットを記録した『アバター』。その13年ぶりとなる続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が現在絶賛公開中だ。

巨匠ジェームズ・キャメロン監督は、今回の2作目と次の3作目を同時に撮影したのだが、これにはある理由があったようだ。

キャメロン監督によると、複数年にわたる映画やテレビのプロジェクトでは、若い俳優が高齢化することから、「ストレンジャー・シングス効果」が生じると語る。

「ストレンジャー・シングス」とは、ネットフリックスで配信されている、少年たちを主役に据えたドラマ。2016年から配信が開始され人気を博していたが、シーズン4の制作が始まった2020年、新型コロナウイルスの世界的流行により制作中断を余儀なくされた。前シーズンの配信から実に3年後の今年5月にシーズン4の配信がようやく開始されたが、初々しかった主要キャストたちは急成長。大人びたキャストたちの姿に視聴者からは驚きの声があがった。

3年もの月日があいてしまったことは仕方のないことであるが、ジェームズ・キャメロン監督としては、このような事態になることを避けたかったようだ。

「EW」のインタビューに応じたキャメロン監督は「(ネットフリックスの人気SFドラマ)『ストレンジャー・シングス』は大好きなんだけど、まだ高校生のはずの彼らが27歳に見えるという、『ストレンジャー・シングス効果』が出てしまうんだ」と語った。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』でスパイダー役を演じているジャック・チャンピオンは現在18歳で、12歳の時にキャスティングされたという。「ジャックは14歳、15歳、そしてあと少して16歳になるところで撮影をした。だから我々は18ヶ月に渡って彼を撮影したんだ」と説明。

またジェームズ・キャメロンは、プロジェクト期間中の俳優の年齢の大きな差を見せないために、すべての続編を連続して、あるいは同時に撮影するようにしたという。

そのため、午前中に『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のシーンを2つ撮影し、その日のうちに『アバター3』のシーンを撮影するという日もあったのだという。

『アバター』シリーズは5部作構成で、すでに4作目の撮影が始まっているという。『アバター3(仮題)』は2024年12月20日、『アバター4(仮題)』は2026年に公開される予定だ。

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