『オーシャンズ8』や『マイティ・ソー バトルロイヤル』などで知られる実力派女優のケイト・ブランシェットが、ある有名監督の作品に出たすぎて懇願していたことを明かした。
彼女が熱望していたのは、ギレルモ・デル・トロ監督と再び仕事をすること。再び一緒に働けるなら、ギレルモ・デル・トロ監督の映画で「鉛筆」を演じても構わないと語った。
今年初め、オスカー女優であるケイトが『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』で猿を演じていることを知り、ファンに衝撃が走った。同作は、デル・トロ監督のアカデミー賞ノミネート作品 『ナイトメア・アリー』に出演した後、彼女が監督を務めた2作目の作品だった。
新作製作の舞台裏を描いたドキュメンタリー「Guillermo del Toro’s Pinocchio: Handcarved Cinema(原題)」で、デル・トロ監督は、『ナイトメア・アリー』の撮影中にケイトが自分の「ピノッキオ」に出演したいと頼んできたと語っている。しかし、残された役は悪役ボルペ伯爵(クリストフ・ヴァルツ)の猿の手先であるスパッツァトゥーラだけだったそうだ。
「私たちは『ナイトメア・アリー』を撮影していました。ケイト・ブランシェットと私はとても楽しくて、彼女が 『私に『ピノッキオ』の役をくれない?』と言ってきたんだ」と当時を振り返った監督は、「私は、『あとはサル役だけだ』と言ったんだ」と笑いながら続けた。
そして、ドキュメンタリーはケイトに切り替わり、「そして、私は『何でもします』と言ったのです。あなたのためなら、映画の中で鉛筆の役を演じるわ』ってね」とコメントした。
『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』はネットフリックスで配信中。
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