レックス・オレンジ・カウンティの性暴力容疑が取り下げられたことがわかった。
イギリスのシンガーソングライター、レックス・オレンジ・カウンティことアレクサンダー・オコナーは今年10月、同意なしに女性に触るなどしたとして6つの罪に問われていた。
しかし12月22日(木)、公訴局 (CPS)は提出された証拠が「裁判をするに値しない」と判断。レックスの疑いが晴れることとなった。
なおレックスはこれまで一貫して無実を主張しており、「関係者全員にとってむずかしい時間だった」と語っている。
裁判が取り下げられたことを受け、レックスは自身のSNSを更新し声明を発表した。
— rex orange county (@rexorangecounty) December 22, 2022
「今日、ぼくに対するすべての告発が取り下げられた」と報告すると、「公訴局は証拠を検討し、この件が裁判になるメリットはないと判断した。すべての容疑に対して、無罪の評決が下されたんだ」と続けた。
さらに「ぼくは、これまでずっとこの疑惑を否定してきた。そして今回、ぼくを疑惑から解放してくれるれっきとした証拠があったことに感謝してしている」と述べたレックスは、「ぼくはだれにも暴行をはたらいたことはないし、いかなる暴力や虐待行為も容認していない。告発は不当なものだった」と改めて強調した。
またレックスは、この件に関してちまたで報じられた「まちがった情報」について言及。
「ある日突然、ある人の足や首、背中、下半身を触ったとして罪に問われた。それは性的暴行の告発だった。しかしぼくに不利となる証拠は、本人の証言だけだった」と、はっきりとした証拠がないままに疑いをかけられたことを明かしたレックスは、警察が入手した監視カメラの映像が、告発者の証言と矛盾していたと付け加えた。
そのうえでレックスは、「関係者全員にとって困難な時期だった。そんな中でぼくをサポートしてくれた人々、家族、そして愛する人たちに感謝の言葉を伝えたい」と締めくくった。