ワーナー・ブラザースは、現地時間2月12日に開催されるアメリカンフットボールの優勝決定戦「スーパーボウル」で、約20年ぶりに映画『ザ・フラッシュ(The Flash)』(原題)のプロモーションを行うようだ。
The Wrapの報道によると、ワーナー・ブラザーズがスーパーボウルで映画の宣伝をするのは、2006年の『16ブロック』『Vフォー・ヴェンデッタ』『ポセイドン』の予告編を流して以来のことだという。
『ザ・フラッシュ(The Flash)』(原題)といえば、数日前、ヘンリー・カヴィルのカメオ出演がカットされたことが明らかになり、ファンに衝撃を与えていた。
本作の最初の予告編は、2021年10月のイベント「DC FanDome」で披露され、バットマン役で復帰したマイケル・キートンの声も入っていた。ストーリーはDCコミックの象徴的な「フラッシュポイント」の物語にインスパイアされていると言う。
また本作では、エズラ・ミラーがメインキャラクターを演じるが、彼は、乱暴行為、暴行、強盗など、あらゆることで話題になり、ファンから懸念の声が上がっていた。そんなエズラは8月に声明を発表し、「私の過去の行動で心配させ、動揺させてしまった皆さんに謝罪したいと思います。私は自分の人生において、健康で安全かつ生産的なステージに戻るために必要な作業を行うことを約束します」と述べ、セラピーに通っていることを明らかにした。また、エズラと彼の代理人は8月にワーナー・ブラザースの映画責任者マイケル・デ・ルカとパム・アビーに会い、「とてもうまくいった」と伝えられている。
『ザ・フラッシュ(The Flash)』(原題)は、ワーナー・ブラザーズが2023年に公開する3本のDC映画のうち、『シャザム!~神々の怒り~』の次に公開される作品となる。そして2023年12月25日には『アクアマン』の続編、『Aquaman and the Lost Kingdom(原題)』が公開予定となっている。