オバマ元大統領が毎年発表する「2022年のお気に入り映画リスト」に『トップガン マーヴェリック』が選出され、話題となっている。
オバマ元大統領がどのような作品が好きなのかを知ることができるこのランキングは、毎年どの作品が上位を占めるのかが、ネット上で話題となっている。過去のリストでは、歴史的伝記映画『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』など、オバマ元大統領はあらゆる作品を賞賛している。また彼は映画だけでなく音楽のリストも公開している。
今年も終わりに近づき、オバマ元大統領はツイッターで2022年のお気に入りの映画を公開した。トム・クルーズの『トップガン マーヴェリック』が選出され、このほかにも17本の作品が選ばれている。ミシェル・ヨー主演『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE(原題)』や、実在した女性戦士を描く『女王』といった映画ファンに愛されるヒット作も彼の年次リストに登場し、そのほかスティーヴン・スピルバーグの最新作『フェイブルマンズ』や ケイト・ブランシェット主演『TÁR』といったオスカー候補も名を連ねている。またNetflixのドキュメンタリー映画『クロティルダの子孫たち -最後の奴隷船を探して-』もランクインしている。
I saw some great movies this year – here are some of my favorites. What did I miss? pic.twitter.com/vsgEmc8cn8
— Barack Obama (@BarackObama) December 23, 2022
1986年に公開された初代『トップガン』は、現在でもカルト的な人気を誇る。息を呑むような視覚効果と卓越したサウンドトラックで知られるこのアクションドラマ映画は、しばしばトム・クルーズの主演男優としてのキャリアをスタートさせたと評価されている。35年以上経った今、その続編がさらに大ヒットし、高い評価を受けることになろうとは、誰も予想していなかっただろう。この映画は現在、2022年の最高興行収入を記録している。