ドラマ「ウェンズデー」に登場したあのダンスシーンの裏側で、製作陣は新型コロナウィルス対策とたたかっていたようだ。
今年11月下旬にネットフリックスで公開され、記録的な視聴時間数を獲得する大ヒットとなったドラマ「ウェンズデー」。この第4話で、主人公ウェンズデーが学校のダンスパーティーに参加するシーンがある。
【動画】Wednesday Addams | Dance Scene | Netflix
このとき、ウェンズデーが披露した独特な振り付けのダンスはまたたく間にネット上で大バズりし、SNSでは多くの人々が2011年にリリースされたレディー・ガガの「Bloody Mary」に合わせて彼女のダンスのマネをした。10年以上前の曲がふたたびトレンドにあがったことにレディー・ガガも反応。自らもウェンズデーのダンスを披露している。
そんな強烈な印象を残したダンスシーンの撮影中、じつはウェンズデーを演じているジェナ・オルテガの新型コロナウイルス陽性が判明。撮影現場における感染防止対策に注目が集まった。
そしてこのたび、番組製作者の1人が当時の状況を明かしている。
The Hollywood Reporterの取材に応じたのは製作者の1人マイルズ・ミラー。彼はインタビューの中で、感染防止策が徹底されていたことを強調した。
「ダンスシーンも含めて、我々は極めてきびしい新型コロナ対策を行なってきた」と述べたマイルズ・ミラーは、「ジェナは撮影前日まで陰性だったんだ。陽性が出てすぐに、彼女は撮影セットから外れて、たしか10日間の隔離に入っている」と続けた。
さらにマイルズは、「ジェナの体調や病気を差し置いて撮影を続行するという考えはまったくなく、議論することもなかった」と付け加えると「結果的に、ストーリーとしてかなり大げさになってしまったんだ」と語った。
