『スパイダーマン』シリーズなどで知られるトビー・マグワイアは、『ロード・オブ・ザ・リング』ファンをガッカリさせないように、イライジャ・ウッドとしてサインをしたことがあると明かした。
サム・ライミ監督の『スパイダーマン』シリーズに出演していたマグワイアは、ウッドとほぼ同時期に人気が急上昇した。マグワイアが2002年にピーター・パーカー役を始めたように、ウッドは2001年に『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の愛すべき悩める主人公、フロド・バギンズを演じ始めたのだ。
最新作『バビロン』のプロモーションのために、RedditのAsk Me Anything(AMA)キャンペーンに参加したマグワイアは、ウッドと間違えられたというエピソードを披露している。
「一度、イライジャ・ウッドとしてサインしてあげたことがあるよ。なぜならそのファンはとても興奮していたからね。彼女にぼくがイライジャじゃないって伝えて、ガッカリさせたくなかったんだ」とファンが間違いに気づかないようにと、イライジャ・ウッドのふりをしてサインをしたこともあったそうだ。
ウッドにとって、誰かに間違われたのは今回が初めてではない。ダニエル・ラドクリフが、伝記映画で自分を演じるために、冗談でウッドを選んだほどだ。ラドクリフは2001年にハリー・ポッターで主演を務め、ウッドがブレイクしたのと同じ年である。
ラドクリフは過去のインタビューで「イライジャ・ウッドと僕が似ているって言われることについてだけど」と切り出すと、「僕たちはそんなに『うりふたつ』ってわけじゃないと思うんだ。でも全体的なつくりからそう思われがちなのかな。僕らは2人とも背が高くないし、色白だし、青くて大きな目をしているし、髪も茶色いからね」と話しながらも、「いつかは共演してみたい」とコメントしていた。