『アバター』の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では、1人の少年のリアルな成長ぶりを1作品で見ることができるようだ。
12月16日(金)より全国ロードショーとなった、2009年の大ヒット映画『アバター』の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。
この作品には、スパイダー役で俳優のジャック・チャンピオンが出演している。
彼は撮影当初は14歳だった。しかし、かなりの時間が撮影に費やされたことから、クランクアップ時には16歳にまで成長しており、作品の中ではシーンによってまったく見た目がことなっているのだという。
そんなジャック・チャンピオンは現在18歳。この映画の役柄を射止めたときはまだ12歳だった。そして撮影そのものは、14歳から16歳の間に行われたことから、成長がいちじるしい6年間にわたってこの作品に関わり続けたことになる。
このたび、The Hollywood Reporterのインタビューに応じたジャックは、この作品を見ることで「タイムカプセル」のように感じられるのではないかとたずねられた。
「ある意味、そうだね。自分が出演しているどのシーンを見ても、そのときの自分の気持ちが思い出せる。たしかにタイムカプセルのようなものかもしれない」と振り返ったジャックは、「でも同時に、そういった感情をオフにして映画やストーリーにのめり込むこともできる。10代のうちの2年間をスクリーンで見られることはクールだけど、パンドラの世界に没頭してすることもできるんだよ」と、ストーリーのすばらしさを強調した。
またジャックは、14歳の自分と16歳の自分の登場シーンを見分けるポイントについても語っている。
ジャックは「変な感じなのはわかっているよ。あるシーンでは14歳、またあるシーンでは16歳なんだ」としつつ、「だからシーンごとに、『ちょっと待って、前のシーンよりちょっとポチャっとしてないか?』って思えたり、別のシーンでは2インチ(5センチ)ほど身長が伸びていて腹筋があったりするんだ。そう、変な感じだよね」と明かしている。