ナオミ・アッキーは本当に歌っているのか?ファンからの疑問に本人が答えている。
12月23日(金)より全国ロードショーされている、2012年に亡くなった歌手ホイットニー・ヒューストンの伝記映画『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』。この作品で主人公ホイットニー・ヒューストンを演じているのが、女優のナオミ・アッキーだ。
【動画】映画『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』予告1 12月23日(金)全国の映画館にて公開
ホイットニーといえば、世界最高の歌手の1人としても知られている。映画の中でも歌唱シーンは何度も登場するが、これらの場面で披露される歌声はだれのものなのだろうか。
このたび、ナオミ本人が米ピープル誌のインタビューに応じ、自身の歌声について「私の歌声が採用されているのは、感情的になる場面とか、つなぎが必要になる瞬間だけ」と明かすと、「だから、ゴスペル聖歌隊の最初の方で歌った声は私で、それから、ホイットニーの声に変化をさせているの。ホイットニー本人がいないから、映画を見ている間に観客の不信感がつのるようなことはしたくなかった」と付け加えた。
さらに、Yahoo UKの取材の中でナオミは、「作品の最初に出てくる曲では歌っている。彼女が若くして成功して、洗練される必要があったころの声。でも、その曲もほとんどはホイットニーの音源だけどね。私はドラマティックな展開、たとえばオフィスで曲を選んでいるようなシーンのときに歌っているの。でも、ほとんど歌っていない。97.7%はホイットニーの声ね」と、作品内の“歌声”について明かしている。
一方、映画の監督をつとめたケイシー・レモンズは米ピープル誌に対し、ナオミがすばらしい歌声を持っていることを明かしている。
「私はヒューストンを知っていて、彼女に対する強い思いがあったからこそ、映画を作りたいと思った。そしてすばらしいスクリーンテストを披露してくれたナオミが『イエス』と言ってくれたから実現した」と、ナオミを絶賛したケイシー・レモンズ監督は、「彼女はとにかく良かった。スクリーンテストでホイットニーと同じ音域で歌っていて、『ああ、これなら興味深い映画をつくれる可能性がある』って思えた」と付け加えた。