人気歌手のアリアナ・グランデ(29)は、マンチェスターの病院でクリスマスの季節を過ごす子どもたちにクリスマスプレゼントを送り続けている。
2017年、人気歌手アリアナ・グランデがイギリスのマンチェスターで行ったコンサートで、500人以上がケガをし、22人が亡くなるという爆破テロ事件が発生した。このテロ事件の後、アリアナは、ロイヤル・マンチェスター小児病院と感情的なつながりがある。
⭐ Thank you Ariana! ⭐
We were so excited to receive Christmas gifts for young patients across our hospitals from Ariana Grande 🎁
The presents were distributed to babies, children and teenagers at @RMCHosp, @TraffordHosp, @WythenshaweHosp and @NorthMcrGH_NHS pic.twitter.com/LAUtN60k59
— RMCH Charity (@RMCHcharity) December 26, 2022
保健委員会のソーシャルメディアチームはツイッターに、プレゼントの山のスナップと、「アリアナありがとう」と書かれたメモを公開した。
「アリアナさん、ありがとうございます。私たちは、病院の若い患者たちのためのクリスマスプレゼントをアリアナ・グランデさんから受け取ることができて、とても興奮しています」とつづった。これらのプレゼントはロイヤル・マンチェスター小児病院、ワイゼンショウ病院、ノース・マンチェスター総合病院の赤ちゃん、子供、ティーンエイジャーに配られたとのことだ。
このテロ事件については、2021年にBillboardが、200ページにおよぶ調査結果報告書を作成。「あの夜、いくつかの機会を逃さなければ事件は起こらなかった」とし、「その多くは、警察や警備隊によって行われるべきものだった」とつづっていた。
2017年5月に起きたテロ攻撃で、最年少の犠牲者は8歳の少女だった。救急隊員が会場に到着するまでに43分かかり、わずか3マイル先に拠点を置く消防隊は、最後の重傷者が病院に運ばれるまで到着せず、警察は襲撃銃事件を誤って報告した。2017年の攻撃で自身も負傷した元テロ対策警視のアンドレア・ブラッドベリー氏は、救急隊は爆破事件で「準備不足で完全に不意を突かれた」と述べた。
また、150人以上の犠牲者と遺族が、現在も民事賠償請求の準備を進めているという。