ベラ・ソーンが、10歳のころの理不尽な経験をシェアしている。
このたび、モデルのエミリー・ラタコウスキーが司会をつとめるポッドキャスト番組「High Low」に出演した女優のベラ・ソーン。
子役が性的対象として見られてしまう問題について語る中で、自らの実体験を告白した。
ベラによると、彼女が10歳のころに受けたオーディションにて、ある1人のディレクターから「色仕掛けをしており、不愉快だ」と、なんのいわれもない文句をつけられたことがあったという。
「10歳のときに受けたオーディションで、1人のディレクターが私にフィードバックをしてきたの」と切り出したベラは、「キャスティングディレクターから事務所へ、そして事務所からママへ電話が入ったんだけど、その内容が『彼女(ベラ)が先に進むことはない。そのディレクターがベラから色仕掛けされたと感じており、それが本当に不快だったというんだ』というものだった」と、当時の状況を語った。
そしてベラはいまでも、その言葉を思い出し、自分の何が悪かったのか考えてしまうという。
「自分の何が悪かったのか、一生懸命見つけ出そうとしているの。『ベラ、あなた何をしたの?何をしたせいで、彼はあんな思いをしたの?』ってね」と明かしたベラは、「でももう、なんて言ったかなんてどうでもいいわ。もし私がものすごく下品なフレーズを口にしていたとしても、気にしない。だって10歳よ?どう考えたら、10歳が色仕掛けしてるなんて思えるの?」と語気を強めた。
さらに「ディレクターとのオーディションなんて、こちらから何か言ったり、何がしたりすることはない」と語ったベラは、「言われたシーンを演じて、よろしくいって出て行くだけ。誰かのヒザにのっかったり、誰かを不快にさせる時間なんてあるはずがない」と訴えている。