ブラジルの伝説的サッカー選手であるペレが、惜しまれつつも82歳でこの世を去った。
AP通信によると、ペレのマネージャーのジョー・フラガが彼の死去を発表した。ペレは2021年9月に大腸がんの診断をうけ、闘病の末亡くなったという。昨年末に入院生活を送り、今年11月には再び入院していたという。
ペレの娘のケリー・ナシメントは当時「緊急事態や新たな悲観的予測はありません。新年にはそこに行って、写真を掲載することを約束します。本当に、本当に、皆様の愛に感謝します」とつづっていた。
また、ニューヨーク・ポスト紙によると、ペレは今週初めには「腎臓と心臓の機能障害」の治療も受けていたという。
ペレは、サッカー ブラジル代表のエースとして、3度のFIFAワールドカップで優勝。15歳でデビューしてから1977年に引退するまで、実働22年間で通算1363試合に出場し1281得点を記録した。
ペレの死去を受け、サッカー アルゼンチン代表のメッシはペレとの過去のツーショットとともに「安らかにお眠りください」と追悼コメントを発表。ブラジル代表で背番号10番を受けつぐネイマールは「ペレが現れる前は『10』は単なる数字だった。ペレ以前はサッカーはただのスポーツだっただろう。ペレはすべてを変えた。彼はサッカーを芸術、娯楽に変えたんだ。彼は貧しい人々、黒人、そして何よりも声を上げた。彼はブラジルに知名度をもたらした。サッカーとブラジルの地位はキングのおかげで向上した。亡くなっても彼の魔法は残り続ける。ペレは永遠だ！」とそのアツい思いを書きつづった。
