ジェームズ・キャメロンは、今後6年間『アバター』シリーズに全力を注ぐようだ。
12月16日(金)に全国ロードショーがスタートした2009年の大ヒット映画『アバター』の続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。
この作品は2024年、2026年、2028年に続編が公開されるため、作品を手がける大物映画監督のジェームズ・キャメロンは、2028年までこのシリーズにつきっきりになる。
そんなキャメロン監督がこのたびEmpire誌の取材に応じ、映画監督S・S・ラージャマウリからの質問に答えた。
S・S・ラージャマウリから「あなたは(2009年の前作から)トータルで25年間アバターの世界に携わってこられました。多くのストーリーやアイデアをお持ちで、人に伝えたいという気持ちもあると思います。それでも伝えられないという状況について、はがゆい思いをしたことはありますか?」と、同業者ならではの鋭い質問を投げかけられた。
これを受けキャメロン監督は、「そうだね、君の質問への答えは大きく2つある。まず1つは、アバターの世界観が広大であることから、私が伝えたいと思ってきたストーリーやアイデアをさまざまなテクニックで試すことができるということだ」と述べると、「2つ目は、そうだね、私たちのアーティストとしての時間は有限だ。このシリーズに携わっている間、他の作品に手をつけることができないということには、いつも悲しい気持ちを持っている。でも、『ストレンジ・デイズ』のキャサリン・ビクローや、『アリータ: バトル・エンジェル』のロバート・ロドリゲスみたいに、ほかの監督が私のアイデアを引き継いでくれることには満足しているんだ。将来的には、能力ある映画監督たちともっとコラボしていきたいと思っている」と、将来の展望を語った。
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