ネットフリックスの人気ドラマ「エミリー、パリへ行く」のルシアン・ラヴィスカウントが、次期ジェームズ・ボンドの候補になっていると、米TMZが報じている。
1962年から公開されている人気スパイ映画シリーズの『007』。同シリーズでは、ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナンと、数々の名俳優たちが演じ、前作の『007/ノー・タイム・トゥー・ダイ』まで演じたダニエル・クレイグは、同作を最後に主人公役を降板した。
後任として、「ザ・クラウン」のマット・スミス(39)やベン・バーンズ(40)、「殺人を無罪にする方法」のアフルフレック・イーノック(33)、さらにヘンリー・カヴィル(39)、イドリス・エルバ(49)、リチャード・マッデン(36)といった名が候補としてささやかれている。
まだ、次期ボンド役は決まっていないが、ここにきて新たな候補の役者が出てきたようだ。それは、ネットフリックスの人気ドラマ「エミリー、パリへ行く」のアルフィー役のイギリス人俳優ルシアン・ラヴィスカウントだ。
米TMZによると、『007』シリーズのプロデューサーのバーバラ・ブロッコリが現在、彼に注目しているという。また、デイリー・メール紙は、ルシアンがボンド役の最有力候補に挙がっていると伝えている。
同紙によると、ある関係者は「ルシアンはすべての条件を満たしている。彼は超優秀な俳優で、とてもハンサムだし、『エミリー、パリに行く』に出演して以来、この1年半でたくさんの新しいファンを獲得している。バーバラはすでに、彼がボンドのタキシードを着ている姿を想像し、いかに粋で役にふさわしいかを語っている」とコメントしたという。
そんなルシアンに懸念材料があるようだ。ルシアンは2011年に「セレブリティ・ビッグブラザー」というリアリティー番組に出演。情報筋によると、バーバラはこの番組に出た経歴をボンド俳優としては「ふさわしくない低俗なもの」だと考えているという。
はたして、ルシアンは次期ボンド役に抜てきされるのだろうか・・。