人気俳優のエズラ・ミラーが、ジェームズ・ガンによる新しいDCユニバースで、フラッシュことバリー・アレン役を今後も引き続き演じるかもしれない。
エズラ・ミラーといえば、単独映画の『The Flash(原題)』の公開を控えている。本作のプロジェクトは、2014年10月に発表されたにもかかわらず、公開まで10年近くかかっている。当初、昨年の公開を予定していたワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、ポストプロダクションの理由もあり、本作を2023年夏に延期。そんななか昨年、エズラ・ミラーが起こした複数の法的論争も問題となった。ミラーは精神的な治療を受け、公に謝罪しているが、『The Flash』は依然として物議を醸している。
そんな本作の公開が迫る中、ミラーのフランチャイズでの将来の可能性について、新たな報道がなされた。Varietyによると、ワーナー・ブラザーズのさまざまな幹部が『The Flash』以降も「この俳優を継続することに従順」だと聞いているという。その幹部とは、CEOのデヴィッド・ザスラフなのか、ワーナー・ブラザース映画代表のマイケル・デ・ルカとパム・アビディなのかは不明である。
DCスタジオが新しく立ち上がり、ガンとピーター・サフランのリーダーシップのもと、DCUに新しい時代が訪れ、ファンには衝撃的なニュースが数多く流れている。『ブラックアダム』公開後、DCUにヘンリー・カヴィルがスーパーマンとして復帰する計画だったにもかかわらず、その後、ガン監督とともにヘンリーは、復帰しないことをファンに発表していた。ガル・ガドットのワンダーウーマンは今のところ残っているものの、ガン監督は新たなダイアナ・プリンスを起用するかどうかも明言していない。現在、DCUから戻ってくる可能性が高いのは、アクアマンのジェームズ・モモアだけのようだ。
果たして、新しいDCユニバースはどうなっていくのだろうか・・。