アーロン・テイラー=ジョンソンは、次のジェームズ・ボンド候補なのだろうか。
Puck Newsが報じたところによると、俳優のアーロン・テイラー=ジョンソンが、人気スパイ映画シリーズ『007』のプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリと、最近面会したという。
アーロンについてはかねてより、前作で同シリーズの主人公ジェームズ・ボンド役を卒業したダニエル・クレイグの後任候補の1人なのではないかというウワサが流れていた。
これは、同シリーズのプロデューサーが明かしていた候補者へ求める条件に、アーロンがすべてマッチしているためだ。
共同プロデューサーを務めているマイケル・G・ウィルソンはかつて、次のジェームズ・ボンド役には「30代の俳優がふさわしい」と述べていた。
その理由としてマイケル・G・ウィルソンは、「忘れちゃいけないのが、ボンドは軍人であるということだ。彼には経験がある。いわゆる戦争というものを経験してきている。SAS(特殊空挺部隊)のようなものにも所属しているしね。高校を卒業したばかりの若造というわけにはいかないんだ。だから、30代が適任なんだよ」と語っている。
さらに、アーロンはスパイ作品で必須となるアクションにも優れている。昨年公開されたブラッド・ピット主演の映画『ブラッド・トレイン』をはじめ、『テネット』や『キック・アス』でも迫力あふれるアクションを披露していた。
また、アーロンはマーベル作品にも出演経験があることから、シリーズものに出ることへの抵抗もないとみられる。
これだけ条件を満たしている一方で、アーロンが「有名になりすぎているのではないか」という懸念もあるという。
次の『007』作品については、少なくとも今後2年間は制作されないと発表されている。
しかしアーロンはすでに、今年10月公開作と来年3月公開作への出演が決定しており、今後もますます忙しくなるとすれば、スケジュールが合わなくなる可能性も出てくるようだ。
他にもジェームズ・ボンド候補は複数人いると考えられているため、今後のプロデューサー陣の動きに注目したい。