人気バンド、エアロスミスのフロントマンであるスティーヴン・タイラー(74)は、数十年前の性的暴行疑惑が報道された後、彼が名誉を受ける予定であった「 the Cleveland Clinic Lou Ruvo Power of Love」を欠席した。
スティーヴンは当初、アルツハイマー病や脳の病に苦しむ人々とその家族の支援するイベント「 the Cleveland Clinic Lou Ruvo Power of Love」の有名人表彰者としてリストアップされていたが、「健康問題」を理由に欠席。他の候補者はまだウェブサイトに掲載されているが、スティーヴンの名前はないという。
DailyMail.comによると、クリーブランド・クリニックは、タイラーが「最近の健康上の懸念を受けて休養を続けているため」パフォーマンスを行わないとコメントしているという。
先月、タイラーは過去に未成年者へ性的暴行をしたとして訴えられた。ジュリア・ホルコムと名乗る女性は、16歳(スティーヴンが25歳)のころから、彼に性的虐待を受け、ドラッグやアルコールを飲まされ、中絶するよう圧力をかけられたと主張している。
ホルコムは、1974年にタイラーが彼女の母親を説得し、彼女の世話と学校への入学を約束させ、法的な保護者になることを許可させたと主張。ホルコムの訴えによると、彼は約束を有意義に実行せず、代わりに彼女と旅行し、暴行し、アルコールと薬物を提供し続けたという。1975年、ホルコムが17歳のとき、彼女はタイラーの息子を妊娠し、タイラーが妊娠中絶を強要したと主張した。中絶後、ホルコムはタイラーと別れ、ポートランドに戻り、敬虔なカトリック教徒として新しい人生を歩み始めたという。
エアロスミスは先日、スティーヴンの体調不良を理由に、ラスベガスのドルビー・ライブで行われる最終6公演をキャンセルしたが、健康問題の内容については明らかにされていない。