「続編希望」の声が後を絶たないネットフリックス（Netflix）の人気ドラマ「ウェンズデー」。いまだ新シーズン制作決定の報せはないが、クリエイター陣にはシーズン2で描きたいストーリーがあるようだ。
「ウェンズデー」は、1990年代に大ヒットした映画『アダムス・ファミリー』シリーズのスピンオフ作品。アダムス家の長女ウェンズデー（演：ジェナ・オルテガ）の奇妙な学校生活に焦点をあてた同作は、鬼才ティム・バートンが手がけたことでも話題となっている。
【動画】「ウェンズデー」ティーザー予告
シーズン1は、頭脳明晰（めいせき）で皮肉屋、そしていつも暗い面持ちのウェンズデーが両親の母校ネヴァーモア学園に転校してくることから物語は始まる。人狼や吸血鬼、セイレーンなど“クセ強”の生徒がたくさん在籍する学園を舞台に、10代のウェンズデーは恋や友情を経験しながら、次々と起こる殺人事件の解決に向けて取り組んでいく。
同作には、キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ演じるモーティシア（ウェンズデーの母親）や、フェスタ―おじさん（演：フレッド・アーミセン）らも一部のエピソードに登場。いわゆる“アダムス・ファミリー”の登場に、映画ファンにもうれしい内容となった。
ウェンズデーの両親 Photo： @wednesdaynetflix / Instagram
フェスターおじさん Photo： @wednesdaynetflix / Instagram
昨年11月に公開された、「ウェンズデー」の共同クリエイターで共同ショーランナーのアル・ゴウが米TV Lineに話したところによると、もしシーズン2が更新された場合には、アダムス一家をもっとたくさん登場させたいと考えているという。
「それらのキャラクターたちは表面にふれただけだし、これらの役柄を演じた俳優たちはとてもすばらしいんだ」と、“アダムス・ファミリー”を演じた俳優陣を絶賛したアル・ゴウは続けて「キャサリンはモーティシアを象徴的なものにしたと思う。ウェンズデーとモーティシアの関係も番組には不可欠だし、ウェンズデーが家族から離れ自分の道を切り拓こうとする姿も重要だ。（僕らが）第2シーズンをやれたら、今シーズンでやったように家族をいくつかのエピソードに絶対取り入れたいね」と述べた。
すでに視聴時間が10億時間を超える大ヒットドラマとなっている「ウェンズデー」。シーズン2の制作が発表されるのも時間の問題かもしれない。
「ウェンズデー」はネットフリックスにて配信中。
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