ヘンリー王子は、まもなく発売される回顧録であらゆる方面から兄を攻撃しているようだ。
1月10日(火)に発売されるヘンリー王子の回顧録「Spare/スペア」。
ヘンリー王子は出版にあたり、「王子としてではなく、1人の男としての人生を書く」としていたが、その内容には自分が置かれていた環境への不満や、兄弟間の確執が含まれているようだ。
発売を目前に控えた中で流出した本の一部によると、ヘンリー王子はこの中で、兄から胸ぐらをつかまれ床に押し倒されたこと、それにより犬がエサを食べるボウルが割れて背中をケガしたことを暴露。
さらに、2005年に友人宅で開かれたハロウィンパーティーでナチス・ドイツのコスチュームを着て物議をかもした騒動について、「兄とキャサリン妃にこの衣装をすすめられた」と明かしているという。
ヘンリー王子による兄ウィリアム皇太子批判はこれだけにとどまらない。
ヘンリー王子は本の中で、ウィリアム皇太子の「頭髪事情」にも触れ、「非常に心配すべき状況」だと表現している。
Express紙が報じたところでは、ヘンリー王子は2021年、フィリップ殿下が亡くなったことでイギリスに帰国した際、兄の姿を見てこのように考えたのだという。
ヘンリー王子は本の中で、ウィリアム皇太子の髪が薄くなってきていることを指摘。「おどろくべきことだ」「私よりもかなり進行している」と辛口な発言を残している。
さらに「ウィリー(ウィリアム皇太子)のことを注意深く見た。それはもうしっかりと。こんなにも細かなところまでしっかりと観察したのは幼いころ以来だ。私と取引をするときに良く見せていた、何とも言えない不敵な笑みだ」とつづったヘンリー王子は、いまのウィリアム皇太子には、母である故ダイアナ妃のおもかげがまったく残っていないと付け加えた。