ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、メーガン妃が出演する人気ドラマ「SUITS/スーツ」の大ファンだったのかもしれない。ヘンリー王子が回顧録で明かしている。
1月10日(火)に発売されるヘンリー王子の回顧録「Spare/スペア」。ヘンリー王子はこの中で、メーガン妃とウィリアム皇太子夫妻が初めて会ったときのエピソードを振り返っている。
本の中でメーガン妃と引き合わせた直後のウィリアム皇太子の反応について、「完全にパニックにおちいっていた。おどろきであとずさりしていたくらいだ」と切り出したヘンリー王子は、「ウィリー(ウィリアム皇太子)は初対面の人とハグするタイプではないんだ。でもメグ(メーガン妃)は、だれかれ構わずハグするからね」と、メーガン妃の距離の近さが皇太子をおどろかせたことを明らかにした。
さらに、「祖母(故エリザベス女王)と会うときは、『こちらが女王です』とはっきり伝えておいたんだよ。でも、兄はただの兄、ウィリーだ。『SUITS/スーツ』が大好きなね」とつづったヘンリー王子は、「ウィリーとケイト(キャサリン妃)から、彼らが『SUITS/スーツ』の事を熱心な、宗教レベルでハマる程の大ファンだったと聞かされて、困惑した。一方で、『それはよかった』と笑ったんだ。ぼくの心配は別のところにあった。2人がメグを受け入れてくれないかもしれないと思っていたから。でもちがった。そんなことよりも、2人がメグにサインを求めて追いつめてしまうかもしれないと心配しなければならなくなったんだ」と付け加えた。
そして「ウィリーにも何度もそう伝えていたんだ。そのたびに彼はこう答えていたよ『そんなことは起こらないよ、ハロルド。大丈夫だ』って」と兄弟のやりとりを明かしたヘンリー王子は、「でもいまも同じように思っている。それでも彼は、『おちつけ』って言うんだ。『彼女はアメリカの女優なんだ。何だって起こり得る』ってね」とふりかえった。