ヘンリー王子が、父親に関する長年のウワサに反応している。
ヘンリー王子といえば、自分の父親がチャールズ国王ではなく故ダイアナ元妃の元不倫相手であるジェームズ・ヒューイット少佐なのではないというウワサが、長年にわたってささやかれてきた。
ダイアナ元妃の不倫相手であっただけでなく、ヘンリー王子もジェームズ・ヒューイット少佐も「赤毛」であったことが、ウワサに火をつける原因の1つとなっていた。
そんなヘンリー王子が、回顧録「Spare/スペア」の中でこのウワサの真相を語っている。
本の中でヘンリー王子はウワサについて「父(チャールズ国王)は物語を語るのが好きで、これは彼のレパートリーの中でも最高のモノの1つだった」とチャールズ国王の作り話であったことをほのめかすと、「彼はいつも、哲学的な話で物語を終わらせた。『私が本当のプリンス・オブ・ウェールズかなんて誰がわかるんだ』『君の本当の父親が私かどうかなんて、誰がわかるんだ』とね」と続けた。
さらに「彼はとにかく笑い飛ばしていた。私の本当の父親が母の長年の恋人だったジェームズ・ヒューイット少佐かもしれないというウワサについて、ジョークだと言わんばかりにね。おどろくほどおもしろくない冗談だと笑っていた」と述べたヘンリー王子は、「このウワサの原因の1つは、ヒューイット少佐が燃えるような赤毛だったことだ。そしてもう1つは、『サディズム』だと言えるだろう」と、チャールズ国王が「おもしろがった」ことがウワサが広まる原因になったとした。
そのうえでヘンリー王子は、「母がヒューイット少佐に出会ったのは、私が生まれてからずっと後のことだった」という真実を明らかにし、「ヘンリー王子の父親がチャールズ国王ではない」というウワサを真っ向から否定している。
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