英ヘンリー王子が、継母であるカミラ王妃が「メディアを操っていた」とオドロキの暴露をしている。
In his new book, Prince Harry accuses Camilla and even his father, at times, of using him or William to get better tabloid coverage for themselves. Prince Harry writes, Camilla “sacrificed me on her personal P.R. altar.” https://t.co/oBAfNSc2cp pic.twitter.com/2S76o3dzpg
— 60 Minutes (@60Minutes) January 9, 2023
ヘンリー王子は1月10日に自身の自伝本「Spare」を出版。それに先がけ1月8日、インタビュー番組「60 Minutes」に出演し、本に書いた内容など様々なトピックについて触れた。
そこではヘンリー王子の継母であるカミラ王妃の話題に。王子の父であるチャールズ国王は1981年から1996年まで故ダイアナ元妃と結婚していたが、のちに離婚。その後ダイアナ元妃は1997年8月にパリで自動車事故に遭い、悲劇の死を遂げた。
チャールズ国王はダイアナ元妃との結婚期間中にもカミラ現王妃とロマンティックな関係を続けていたと言われており、ダイアナ元妃との離婚はカミラ王妃が原因だったとも伝えられている。“愛人”のイメージが強かったカミラ王妃だが、2005年にようやくチャールズ国王と結婚し、30年越しとも言われた恋愛を実らせた。
「60 Minutes」に登場したヘンリー王子は、当時、兄のウィリアム皇太子とともに、父チャールズ国王に“カミラ王妃と結婚しないでほしい”と懇願(こんがん)したことを明かしている。その理由について王子は「2人が結婚をする必要はないと思ったし、よいことよりも悪いことの方が多いと思ったからです。なぜ再婚をする必要があるのだろうか、と」と番組内で語った。
ヘンリー王子によれば、カミラ王妃はチャールズ国王と結婚をするため、マスコミとコネクションを築き王室のネタをリークするなど徐々に“危険な存在”になりはじめたという。インタビューで彼は「カミラ王妃は自身のイメージを回復させるためにメディアとコネクションを築き、危険な存在になった。彼女もマスコミも、お互いが持っている情報を交換する利点があった。彼女が王妃の座を狙ったために、路頭に迷う人々や困惑する人々が出たのです」と述べている。
最終的にはチャールズ国王とカミラ王妃の結婚を受け入れたヘンリー王子。その理由として、「カミラ王妃が幸せなら危険でなくなるかもしれないと思ったから」と著書「Spare」につづっている。
また同著でヘンリー王子は「カミラ王妃、そして時には父親のチャールズ国王でさえも、彼ら自身のイメージ回復のために自分(ヘンリー王子)や兄ウィリアム王子を利用した」と非難している。