もしダイアナ元妃が生きていたら、いまの兄弟の確執をどのように思うのだろうか。
1月10日(火)に回顧録「Spare/スペア」を発売したヘンリー王子。このプロモーションをかねて情報番組「Good Morning America」のインタビューに応じたヘンリー王子が、現在の状況についてダイアナ元妃ならばどう思うかを率直に語っている。
このなかでヘンリー王子は、インタビュアーのマイケル・ストレイハンから、息子たちの現在の関係について、もし母であるダイアナ元妃が生きていたらどう感じると思うかとたずねられた。
この質問に「悲しむんじゃないだろうか」と答えたヘンリー王子は、「僕たちの関係が修復されるまでには、乗り越えなければならない問題がたくさんある。でも彼女なら、長い目で見守ってくれるんじゃないかと思うんだ」と続けた。
その上でヘンリー王子は、「これまでの30年間よりも、この2年間の方が、よりいっそう母の存在を感じている」と付け加えている。
ウィリアム皇太子とヘンリー王子の母であるダイアナ元妃が交通事故で命を落としたのは1997年のこと。当時ウィリアム皇太子は15歳、ヘンリー王子は12歳という多感な年頃だった。
突然の母の死を受け止められないという表情で、ダイアナ元妃が眠る棺の後ろを歩く2人の姿は、いまも多くの人々の記憶に残っている。
そんな辛い時期をともに歩んできたはずのウィリアム皇太子とヘンリー王子だが、ヘンリー王子の王室離脱をきっかけにその関係が悪化したと報じられてきた。
このたびヘンリー王子が出版した回顧録にも、ウィリアム皇太子から暴言をはかれたことや、暴力を振るわれたというエピソードが含まれており、2人の間のミゾはますます深まるのではないかと見られている。
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