エリザベス女王死去の裏側で、何が起こっていたのか。ヘンリー王子が暴露している。
昨年9月に96歳で亡くなった、イギリス王室のエリザベス女王二世。ヘンリー王子は1月10日(火)に発売された回顧録「Spare/スペア」の中で、エリザベス女王がバルモラル城で息を引き取った際、父チャールズ国王と一波乱あったことを告白。なんでも、チャールズ国王はなぜか妻メーガン妃を城に来させないよう言ってきたのだという。
英デイリー・メール紙が報じたところによると、ヘンリー王子は「メーガン妃は(バルモラル城に)来させないでくれ」としたチャールズ国王の判断を「無意味で無礼」だと表現しているという。
さらにヘンリー王子は、チャールズ国王の決定が強引なものであったと強調したうえで、「私の妻に対してそんな言い方をしないでくれ」と言い返したと主張。これを受けて国王が謝罪したともつづった。
なお、エリザベス女王の死去時、一時はメーガン妃もバルモラル城に向かったとの情報が流れていたが、最終的にメーガン妃は招待されなかったと修正された。
当時、ヘンリー王子とメーガン妃はイベントに出席するためイギリスに滞在していたが、エリザベス女王が息を引き取る瞬間にそばにいたのはチャールズ国王とカミラ王妃、そしてアン王女だったとされている。
また、女王が亡くなったあと、バルモラル城にはウィリアム皇太子もおとずれたが、キャサリン皇太子妃は同行していなかったことも明らかになっている。
本の中でヘンリー王子は、女王の体調が悪化したことを聞き、飛行機でバルモラル城に向かっていたが、亡くなったことを知ったのは飛行機を降りた直後、ネットニュースからもたらされた情報によるものだったと明かしているという。
ヘンリー王子とメーガン妃はエリザベス女王の死去後、埋葬が行われるまでイギリスに滞在。その後アメリカに帰国した。