人気女優のルーニー・マーラは、デヴィッド・フィンチャー監督の『ドラゴン・タトゥーの女』で、ダニエル・クレイグと共演し、ハッカーのリスベット・サランデルを演じるなど、数々の作品で演技を高評価されており、この10年でスターダムにのし上がった。
そんな彼女だが、過去に女優を辞めようとしたことを告白している。ルーニーは最近、「LaunchLeft」ポッドキャストに登場し、撮影現場ではあまり楽しい時間を過ごせなかったと告白した。「『ドラゴンタトゥーの女』の数年前に『エルム街の悪夢』のリメイクをやったことがあるんだけど、あれはあまりいい経験じゃなかったわ」と話したルーニー。彼女が出演したのは、2010年にサミュエル・ベイヤー監督による『エルム街の悪夢』のリメイク版。Rotten Tomatoesでは14%の評価を得るなど、否定的な意見が多かった。
ルーニーはこの映画での仕事が好きでなかった理由について、具体的な詳細には触れず「何を言うか、どう話すかに注意しなければならない」と話した。そして「(この映画を)作るのは最高の経験ではなかった」と続けている。
ルーニーはその後、フィンチャー監督の映画『ソーシャル・ネットワーク』に出演。彼女は、オーディションの過程で暗い役をこなせることを証明しなければならなかったと言い、監督が「本当に私を受け入れてくれた」とコメントした。
「彼は多くの点で私のメンターとなった。彼は、私に声があること、私の意見に意味があることを知ってもらうために、とても気を遣ってくれたの。彼は常に私に力を与えてくれて、それがその後の私の選択に大きな影響を与えたわ」と話したルーニー。彼女が今でも活躍する女優であるのは、『ソーシャル・ネットワーク』がその理由の一つのようだ。
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