ティモシー・シャラメの代理人の発言が物議をかもしている。
きっかけは先日、俳優のティモシー・シャラメが『グラディエーター2』の主役のオーディションを受けたというウワサが流れたことだった。
オースティン・バトラーやマイルズ・ミラーらに混じって、ティモシーもオーディションを受けていたというものだ。
このウワサに、ティモシーの代理人ブライアン・スワードストロムが反応した。
ブライアン・スワードストロムは「ここに名前があがっている俳優の1人は、この数ヶ月間、中東で映画の撮影をしていたと把握している。しかも、7年以上何のオーディションも受けていない」とツイートし、ティモシーのオーディションのウワサを否定したのだ。
ところが、この「7年以上何のオーディションも受けていない」というコメントにネットユーザーが注目した。
ティモシーは『ぼくの名前で君を呼んで』をはじめとしたさまざまなヒット作に出演している。そんな中で7年間オーディションを受けていないというのは、「コネ起用」によるものなのではないかと疑問視するコメントが寄せられたのだ。
ティモシーには映画監督の叔父ロッドマン・ブレンダー、作家で脚本家の祖父ハロルド・ブレンダーがいる。さらにティモシーの母ニコール・ブレンダーは映画『ボディ・パッション』などに出演する女優である。
このことからティモシーが7年間もオーディションを受けずに大作に参加できたのは、ハリウッドの「特権階級」だからなのではないかと主張するユーザーが現れた。
ネット上では「7年間オーディションを受けていないなんて、誇りを持って言えることじゃない」「ハリウッドでは彼を特別扱いしている。シャラメはネポベビー(大物の親を持つ子供)だが、多くの人がそれを知らない。でも、扉を開けてくれる大物のおじがいる」といった声が上がっている。
なおこの件について、ティモシー本人は特にコメントを出していない。