ブラッド・ピットが、自身のキャリアを振り返るとともに、プライベートで「イライラさせられること」を明かしている。
このたび「W Magazine」2023年第一号の「Best Performances」に登場した俳優のブラッド・ピット。これは年に一度、「W Magazine」の編集長であるリン・ハーシュバーグが自ら監修する形で、業界のレジェンドから新星まで、あらゆる俳優を取り上げる企画だ。
このインタビューにて、初めてのラブシーン撮影を振り返ったブラッドは、「『ダラス』というドラマだったね」と語ると、「納屋に積まれた干し草の上で転げまわるというものだった。セリフはなかったと思う。ただ転がってはしゃいでいただけだよ」と付け加えた。
また、ある映画の撮影にて起こったハプニングについても告白。「映画『Mr. ＆ Mrs. スミス』の撮影中のことだった。ダウンタウンにあるアールデコ調の建物で撮影してたんだが、上のペントハウスでたくさんの人が行き来しているなと思っていたんだ。じつはそれが結婚パーティーでね。ぼくらは大切なパーティーをぶち壊してしまっていたんだよ。結婚式の主役たちは『問題ない』と言ってくれたけどね」と笑いを交えながら明かしたブラッドだった。
さらに、プライベートで「イライラさせられること」についても語ったブラッド。「ぼくをイライラさせるのは…追い越し車線を走っている車が、走行車線を走っている車よりも遅いときかな。あの車はすべてのジャマになるんだよ。追い越し返すこともできない。行かないといけないのに、ワナにはめられた気分になるんだよ」と、赤裸々に打ち明けた。
そんなブラッドは先日、自身の制作会社「Side B」の株式を売却したことから、「近々セミリタイアするのではないか」と報じられている。
