「ウェンズデー」の出演俳優に、性加害疑惑が持ち上がっている。
MSNが報じたところによると、ネットフリックスで配信されている人気ドラマ「ウェンズデー」にゼイヴィア役で出演している若手俳優パーシー・ハインズ・ホワイトが、性的暴行の加害者としてSNS上で告発されている。
きっかけは1人の女性がツイッターに投稿した内容だったが、そこから複数の女性が同様の被害を告白。雪だるま式に疑惑がふくらんでいる状態だ。
発端となったのは@milkievichが投稿した、パーシー・ハインズ・ホワイトとその友人らによるパーティーに参加した際のエピソード。@milkievichと彼女の友人らによると、パーシーとその友人たちのグループは、「明らかにセクシーな女性たちばかりを招待し、彼女たちを酔わせたうえで、セックスに持ち込めるほどハイな状態にさせていた」のだという。
この投稿が拡散されると、他の女性からも多くの声が上がる。@milkievich以外にも、パーティーで同じような体験をしたというものから、暴行、暴言、人種差別を受けたというもの、さらにヌード写真を無断でネット上にさらされたといった疑惑まで浮上しているのだ。現時点で、これらの告発は訴訟にまでは至っておらず、法的に証明されたものはない。
しかし、パーシーのキャリアだけでなく、女性視聴者が多い「ウェンズデー」のような番組へのダメージは避けられないだろう。
パーシー本人はこの疑惑に関する公式の声明を発表しておらず、インスタグラムのコメント欄も閉鎖している。また、ネットフリックスや「ウェンズデー」の制作側もコメントを出していない。
「ウェンズデー」は先日シーズン2の製作が発表されたばかり。これらの疑惑が事実であれば、パーシーの降板につながる可能性も十分に考えられるだろう。