人気歌手のアリアナ・グランデ(29)が、「Somewhere Over the Rainbow」をアカペラで披露し話題となっている。
アリアナ・グランデといえば、名作『オズの魔法使い』の魔法の国オズを舞台にした前日譚『ウィキッド』の映画版でグリンダ役に大抜擢。同作は2人の魔女エルファバと、グリンダの友情を描いた物語で、シンシア・エリヴォがエルファバ役に選ばれている。現在同作の撮影の真っ只中で、アリアナたちは撮影にフォーカスしている。
そんな中、アリアナが、『オズの魔法使い』の名曲「Somewhere Over the Rainbow」をカバーする動画を投稿した。
Ariana Grande responds to the “not a singer anymore” comments with a stunning cover of ‘Somewhere Over The Rainbow.’ pic.twitter.com/nDd5lfHfai
— Pop Base (@PopBase) January 20, 2023
グリンダをイメージしたような、ピンクのニットのトップスを頭までかぶったアリアナは、「Somewhere Over the Rainbow」をアカペラで披露。その圧倒的な美声に思わずウットリしてしまう。
今回、アリアナがこの動画を投稿したのにはある理由があったようだ。
アリアナといえば、2020年10月にアルバム「ポジションズ」をリリースして以降、新曲をリリースしていない。現在は映画『ウィキッド』の撮影や、自身のコスメブランド「r.e.m. beauty」のプロモーションに力を入れており、一部ファンの間では、アリアナは本来の歌手としての活動をやめてしまったのではないかという声が上がるようになった。
このことから、アリアナはこの動画の冒頭部分に「もう歌手じゃないの!?」というファンからのコメントを添付し、その下に「毎日一日中、2本のミュージカル映画を撮影しているの」と返信。さらにニットを頭まで被っている理由について「グリンダヘアを隠しているの」と説明している。
アリアナは今回久しぶりに歌声を披露することで、音楽キャリアが終わったという疑惑に反論したかったようだ。
アリアナが出演する映画版『ウィキッド』第1弾は、2024年12月25日(水)、第2弾は1年後の2025年12月25日(木)に公開が決定。2つの作品にわけて公開される。